トイレが詰まった時の対処方
2018年11月3日の投稿
この記事の目次
緊急事態!トイレが詰まった!
毎日毎日お世話になっている「トイレ」。 これだけ毎日使っていると、詰まりのトラブルに遭遇する事もありますよね。
さて、そもそもトイレの詰まりの原因って、何なんでしょう?
トイレが詰まる理由
トイレが詰まる原因として最も多いのはズバリ!トイレットペーパーの流しすぎです。
一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうと、トイレの許容範囲を超えて詰まりの原因となってしまいます。
また、トイレットペーパーは水に溶けやすいように作られていますが、普通のティッシュペーパーを使うと水に溶けず、より詰まりやすくなってしますので要注意です。
他にも、女性の生理用品やポケットに入れておいた携帯電話、お子さんが誤って落としたおもちゃなどもその原因の一つとして挙げられます。
今からの時期は腰に貼っているカイロが落ちる、なんてこともあるのでお気をつけくださいね。
万が一、落ちてしまった場合、可能な限りゴム手袋やトングなどで速やかに取り除きましょう!
そして見落としがちなのがタンク側の問題です。
タンクの中にボールタップという器具が装備されていて、この弁が閉じたり開いたりすることで
タンク内に規定の量の水を貯めます。
これが壊れると規定の量の水が溜まらず詰まりの原因となります。
また、節水のために入れているペットボトルなども水量不足の原因になりますので、きちんと設定された水量を流すようにしましょう。
排水管の構造と予防策
トイレに限らず水まわりの住宅設備機器は「給水管」と「排水管」の接続が必ず必要であり、私たちの生活の中で重要な役割を担ってくれています。
この「排水管」に照準を絞って説明すると、一見分かりませんが排水管はカーブを描く形になっています。
これを「S字トラップ」と言ったり「P字トラップ」と言ったりします。
これは、排水管から上がってくる臭いや害虫を防ぐ構造になっているのです。
もしこれがストレートの管だと……と考え始めると、夜も眠れなくなりますよね。
つまり、このカーブがついていることによって汚物や紙の量が多いとここで詰まりやすくなってしまうので、排泄物が多い時、日頃から紙を使う量が多い方は数回に分けて流すなどの工夫をされてみるのも良いでしょう。
また、最近は節水型のトイレも多く販売されているので、そのタイプのトイレを使用されているご家庭は念のため気を配られる事をお勧めします。
トイレが詰まってしまった時の対処法
・・・と聞いて一番に思いつくのがあのラバーカップ・・・
そう!ご存知シュポシュポ!!!
水を流す時に排水までに間があって、一瞬ひやっとした経験がある方もいらっしゃるでしょう。
それはもう危険信号です。いよいよ詰まり始めようとしています。
トイレが詰まり、汚水が溢れ出す前にシュポシュポで流れがスムーズになるか試してみてください。
また、トイレのレバーをきっちり元の位置に戻しているのにチョロチョロ水が流れる音がする、
逆にレバーを引いても水が出てこない、などの症状は、先述したタンク内のボールタップやタンクレバーが壊れている可能性があります。
これは消耗品なので、ずいぶん長い年月同じトイレを使用している方は、この可能性を疑ってみてください。
トイレのトラブルは放置しておくと水が溢れ出し、床に浸水してしまうと被害が拡大してしまう恐れもあります。
特にマンションは階下への漏水が心配です
そうなる前に、気になる事が少しでもありましたらお気軽にお問い合わせください。