一体型トイレと組み合わせトイレの違い

2020年4月30日の投稿

一体型トイレ・組み合わせトイレ

上記のようなトイレの呼び方を聞いたことがある方はいらっしゃいますか?
聞いたことはあるけどその違いがわからない方も多数いらっしゃると思います。
今回はそこに着目してみたいと思います。

一体型トイレとは?

一体型トイレとは、便器・タンク・便座が一体型になっているトイレのことです。
タンクレストイレとも呼ばれています。
最近の一体型トイレは節水の影響もあって、見た目がかなりスッキリしています。
一体型トイレのメリットとしては
・タンクがないので見た目がスッキリして、レストルームが広く感じる
・メーカーが全て統一されるので各部品の色やサイズが綺麗に合う
・標準で壁掛けリモコン式なので、トイレを流す際にレバーに触れる必要がない
・機能が豊富な商品が多い
などが挙げられます。
また、デメリットとしては
・タンクレスのため、タンク上部の手洗いが無い
・故障の際に修理代が高額になることがある
・停電の際に簡単にトイレを流すことができない
・比較的高額な商品が多い
などが挙げられます。
一体型トイレはトイレメーカー各社が販売していて、有名な商品だと
・TOTO製 ネオレストシリーズ
・Panasonic製 アラウーノシリーズ
・INAX製 サティスシリーズ
などがあります。
見た目は同じような商品が多いですが、機能に関しては各社様々な商品があります。
また、同じ最新型トイレに交換するにしても、一体型トイレに交換することで
レストルームがワンランクグレードアップした雰囲気になります。


組み合わせトイレとは?


組み合わせトイレとは、便器・タンク・便座がそれぞれ別の部品で構成されているトイレのことです。
昔からある、便器の後ろ側にタンクが乗っているスタンダードな見た目のトイレです。
組み合わせトイレのメリットとしては
・タンク上部の手洗いの有り・無しが選択できる
・故障した際、故障した部分だけが交換できる
・停電の時でもトイレを流すことができる
・ニーズに合わせた便座の装着ができる(基本的にはメーカー問わず)
などが挙げられます。
また、デメリットとしては
・最新型のトイレに交換しても見た目があまり変わらない
・高いところに陶器があるので、寄り掛かった際に破損の危険がある
などが挙げられます。
組み合わせトイレの機能は、基本的には便座に依存されます。
また、基本的には家電メーカーなどの便座も装着することができます。
なので、必要ない機能を省くことで安価に抑えることができるのもメリットです。


どちらを選ぶべき?


節水機能などは、一体型・組み合わせどちらを選んでも大きな違いはありません。
どちらを選べば正解というのもありません。
一体型トイレの場合、後で機能の追加や変更などができないので
お客様のニーズにピッタリな商品があるかどうかが重要となります。
組み合わせトイレの場合、機能は便座に依存されているので
便座を交換することで機能を変更することができます。
組み合わせトイレに慣れている方が一体型トイレに交換すると、使い勝手の違いから初めは戸惑うこともあるかもしれません。
機能や価格、メリット・デメリットをよく理解したうえでどちらにするべきか考える必要があります。
一体型トイレも気になるけど、どちらにするべきか・・・ 弊社ではもちろん一体型トイレ・組み合わせトイレどちらも取り扱いしていますので
メリット・デメリットなど、その他もっと詳しく知りたいといったご相談でもお気軽にお申し付けください。