トイレ水漏れの原因

2019年6月1日の投稿

静まりかえった深夜にトイレに行くと、

ポトン、ポトン・・・

どこかで水漏れしている音が。

ん?トイレ水漏れしてない??

朝はそんな音してなかったのに。

いきなり自宅がトイレ水漏れのトラブル!?

深夜に気づいてしまって、寝るに寝れない。(職業柄、早く修理したい。)

という事を思い出したので、それを記事に。(きちんと修理は終えました!)

ということで、トイレのトラブルの一部、

トイレ水漏れの原因

を大まかにご紹介していきます。

トイレ水漏れの原因 その1

トイレ水漏れで一番よくあるのが「トイレタンクの中」での水漏れです。

注意して聞いてもらってポトンポトンと音がしたらトイレタンクの中で水漏れが起きている証拠です。

何が原因かというと、

ボールタップ」というトイレタンクの中の部品が経年劣化などで故障している

というものが主です。

ボールタップ」とは、トイレタンクへ供給される水が規定量まで溜まったら水を止めるという役割を持った浮き玉なんですが、この浮き玉が故障していたり、水道管のサビが悪さをしていたりすると、役割が果たせず、ポトンポトンと少量の水がいつまでも供給されてしまうんです。また、故障がひどい時は、ずっと水が通常通りに供給され続け、いつまでたっても止まらないという状況に陥ってしまうこともしばしば。

トイレ水漏れの原因 その2

次にトイレ水漏れでよくあるのが、「便器にチョロチョロと水漏れしている」というものです。

この「便器にチョロチョロと水漏れしている」という現象は、大まかに原因が二つあります。

一つ目の原因は、「ボールタップ」が故障していて規定量以上の水がタンクに供給され続け、「オーバーフロー管」を通って便器に排出されているというものです。オーバーフロー管は規定量以上の水がタンクに溜まらないよう、またタンクから水が溢れないように便器に直接排出できるようになっており、これが原因で水漏れしていることがいえます。

二つ目の原因は「フロートバルブ」の経年劣化による故障です。この「フロートバルブ」という部品は、トイレレバーと直結しているものでして、レバーを引くとトイレタンクの水を便器に流す際にパカパカと開閉する弁となるものなんです。この弁が経年劣化で故障していたり、弁に何か異物が挟まっていたりすると弁が閉まらず、水がチョロチョロと流れてしまうんです。たまにあるのが、弁にビー玉が挟まっているというもの。トイレタンクの手洗いに飾りで置いていたビー玉がタンクの中へと手洗いの水と一緒に流れてしまい、弁に挟まるという現象で、数件修理を行ったことも。

トイレ水漏れの原因 その3

次は便器とタンクを繋いでいる「密結ボルト」と「密結パッキン」からの水漏れです。便器とタンクの間から水が少量つたっていると、これらが水漏れの原因だったりします。なぜこんな所から水漏れが?と思われるかもしれませんが、この両方の部品ですが、共にゴムで出来ており、ゴムの力で水を止めているんです。このゴムも経年劣化すると硬くなり、ヒビが入り、そのヒビから水漏れが起こってしまうんです。

トイレ水漏れの原因 その4

最後に、上記のトイレ水漏れの原因その1〜その3以外に多いトイレ水漏れといえば「ウォシュレットからの水漏れ」です。

ウォシュレットも経年劣化すると水漏れを起こします。ウォシュレットが経年劣化している場合、各種メーカーさんでしか修理出来ないうえ、製造からおおよそ10年以上経っているウォシュレットであれば修理部品もないという状況。経年劣化でウォシュレットから水漏れしている場合は、漏電の恐れもあるので出来れば買い直された方がよろしいかもしれませんね。今の時代、インターネットで検索して、すぐに安く購入できる時代。ウォシュレットからの水漏れした後、漏電からの火災へ繋がるとかなり危険です。弊社ではお客様が購入されたウォシュレットの交換や取り付けだけでも承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

トイレ水漏れの原因 まとめ

上記をご覧になられて、いかがだったでしょうか。

トイレ水漏れでも様々な原因があります。トイレタンクの中なのか、トイレタンクの外なのか、それともそれ以外なのか。トイレ水漏れは主に経年劣化が見受けられます。物は全て消耗品だと考えると経年劣化ははどうしようもありません。ただ、今となってはYouTubeで修理の仕方も出るくらいにインターネット検索で情報が集まる環境になっております。工具があればご自身で修理も可能な時代です。DIYも流行っていることですし、修理を試してみたいという方もいらっしゃると思います。ご自身で修理される場合は、危険ですので、必ず水を止めて、電源がある場合は必ず電源をコンセントから抜いて作業をされてください。(ウォシュレットなどの機械関係の修理はご自身で分解されると大変危険ですので、絶対されないように。機械関係の修理は各種メーカーを呼ぶことをお勧めします。)ボールタップやフロートバルブの交換、ウォシュレットの交換など、ご自身で試してみたけどダメだったという場合でも弊社はきちんと対応させて頂きますので、お気軽にご相談くださいませ。

弊社では、北九州市内(小倉北区、小倉南区、門司区、八幡東区、八幡西区、戸畑区、若松区)や北九州市近郊(中間市、遠賀町、岡垣町、直方市など)も対応エリアです。トイレから水漏れして気になる方は、弊社までお問い合わせくださいませ。